7大陸モデルは、地球の陸地を7つの主要な大陸に分類する地理学的な区分方法です。この分類は特にアメリカやオーストラリアで広く採用されており、アジア、アフリカ、北アメリカ、南アメリカ、南極、ヨーロッパ、オセアニア(オーストラリア)の7つに分けられます。ただし、大陸の数については国や地域によって異なる見解があり、ヨーロッパとアジアを合わせてユーラシアとする6大陸モデルや、南北アメリカを1つとする分類も存在します。
アジアは7大陸の中で最大の面積を持ち、約4,458万平方キロメートルに及びます。世界人口の約60%、すなわち48億人以上がアジアに居住しており、中国とインドだけで世界人口の約35%を占めています。ヒマラヤ山脈、チベット高原、シベリアの永久凍土、東南アジアの熱帯雨林など、極めて多様な地形と気候を有しています。また、世界四大文明のうち3つ(メソポタミア、インダス、黄河文明)がアジアで発祥しました。
アフリカは2番目に大きい大陸で、約3,000万平方キロメートルの面積を持ちます。54カ国を擁し、国の数では全大陸中最多です。赤道を中心に南北両半球にまたがり、サハラ砂漠、コンゴ盆地の熱帯雨林、サバンナ、キリマンジャロ山など多様な地形を持ちます。人類発祥の地とされ、現在も世界で最も高い人口増加率(年間約2.3%)を記録しています。2050年までに世界人口の4分の1がアフリカに住むと予測されています。
ヨーロッパは面積では2番目に小さい大陸ですが、51カ国が密集し、国の密度が最も高い大陸です。ユーラシア大陸の西端に位置し、ウラル山脈を境にアジアと区分されます。産業革命の発祥地であり、近代科学、民主主義、人権思想など現代文明の基盤となる多くの概念がここで発展しました。欧州連合(EU)を中心とした経済・政治統合が進んでおり、世界経済において重要な役割を果たしています。
南極は唯一、常住人口を持たない大陸です。大陸の98%が平均厚さ1.9kmの氷床に覆われており、世界の淡水の約70%がここに蓄えられています。1959年に締結された南極条約により、領土主権の主張は凍結され、軍事活動が禁止されています。現在は科学研究の場として約40カ国が研究基地を運営しており、気候変動研究や宇宙観測などの重要な拠点となっています。