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DSM-5 精神疾患分類 - TSV
DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル 第5版)は、アメリカ精神医学会(APA)が2013年に発行した精神疾患の診断基準マニュアルです。22の主要診断カテゴリーに分類されており、神経科学的知見に基づいて関連性の高い障害群が近接配置されています。DSM-IVの5軸診断システムを廃止し、より簡素化された診断体系となっています。世界の精神医療現場で広く使用されており、臨床診断、研究、保険請求などに活用されています。
DSM-5
精神疾患
診断基準
精神医学
アメリカ精神医学会
分類体系
メンタルヘルス
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01 neurodevelopmental-disorders 神経発達症群 発達期に始まる神経系の機能障害を特徴とする障害群です。 ["自閉スペクトラム症","注意欠如・多動症","知的障害","学習障害","言語障害"]
02 schizophrenia-spectrum-psychotic-disorders 統合失調症スペクトラムおよび他の精神病性障害群 現実検証能力の障害を特徴とする精神病性症状を中心とした障害群です。 ["統合失調症","分裂病質障害","妄想性障害","短暫精神病性障害"]
03 bipolar-related-disorders 双極性障害および関連障害群 気分の高揚と低下のエピソードを特徴とする障害群です。 ["双極I型障害","双極II型障害","循環性気分障害"]
04 depressive-disorders 抑うつ障害群 悲しみ、空虚感、易怒性などの気分の低下を特徴とする障害群です。 ["大うつ病性障害","持続性うつ障害","月経前不快気分障害","破壊的気分調節障害"]
05 anxiety-disorders 不安障害群 過度の恐怖と不安、および関連する行動障害を特徴とする障害群です。 ["全般性不安障害","パニック障害","場面恐怖症","特定恐怖症","社交不安障害"]
06 obsessive-compulsive-related-disorders 強迫症および関連障害群 強迫的な思考と行動を特徴とする障害群です。 ["強迫症","身体醜形障害","収集症","抜毛症","皮膚むしり症"]
07 trauma-stressor-related-disorders トラウマおよびストレス関連障害群 外傷的またはストレスを伴う事象への曝露に関連する障害群です。 ["心的外傷後ストレス障害","急性ストレス障害","適応障害","反応性愛着障害"]
08 dissociative-disorders 解離性障害群 意識、記憶、アイデンティティ、知覚の統合の障害を特徴とする障害群です。 ["解離性アイデンティティ障害","解離性健忘症","人格解体・現実感喪失障害"]
09 somatic-symptom-related-disorders 身体症状および関連障害群 身体症状に対する過度の関心と不安を特徴とする障害群です。 ["身体症状障害","疾病不安症","変換障害","人為性障害"]
10 feeding-eating-disorders 摂食障害群 食事摂取や関連行動の持続的な障害を特徴とする障害群です。 ["神経性やせ症","神経性過食症","過食症","回避性・制限性摂食摂取障害"]
11 elimination-disorders 排泄障害群 発達的に適切な年齢で不適切な排尿または排便を特徴とする障害群です。 ["遺尿症","夜尿症","大便失禁"]
12 sleep-wake-disorders 睡眠・覚醒障害群 睡眠の質、時期、量に関する障害を特徴とする障害群です。 ["不眠症障害","ナルコレプシー","閉塞型睡眠時無呼吸症候群","レストレスレッグス症候群"]
13 sexual-dysfunctions 性功能障害群 性的反応サイクルのいずれかの段階における障害を特徴とする障害群です。 ["勃起障害","早漏","遅延射精","女性性器・骨盤部痛・貫入障害"]
14 gender-dysphoria 性別不合 割り当てられた性別と自認する性別との間の不一致に関連する苦痛を特徴とする障害です。 ["小児の性別不合","青年・成人の性別不合"]
15 disruptive-impulse-control-conduct-disorders 破壊的・衝動制御および行動障害群 自己または他者の権利を侵害する行動や衝動制御の障害を特徴とする障害群です。 ["対立反抗性障害","行動障害","間欠性爆発性障害","窃盗癖","賭博障害"]
16 substance-related-addictive-disorders 物質関連および嗜癖性障害群 精神活性物質の使用や嗜癖行動に関連する障害を特徴とする障害群です。 ["アルコール使用障害","オピオイド使用障害","覚醒剤使用障害","大麻使用障害"]
17 neurocognitive-disorders 神経認知障害群 複雑な注意、実行機能、学習と記憶、言語、知覚運動、社会認知などの認知領域の障害を特徴とする障害群です。 ["アルツハイマー病","血管性認知症","前頭側頭型認知症","レビー小体型認知症"]
18 personality-disorders 人格障害群 内面の経験と行動の持続的なパターンの障害を特徴とする障害群です。 ["境界性人格障害","自己愛性人格障害","反社会性人格障害","回避性人格障害"]
19 paraphilic-disorders 性倒錯障害群 通常の性的対象や活動以外の強い性的関心を特徴とする障害群です。 ["露呈障害","覗き症","小児性愛障害","嗜虐性障害","被虐性障害"]
20 other-mental-disorders その他の精神障害 他の診断カテゴリーに適合しない精神障害を含むカテゴリーです。 ["他に分類されない精神障害","分類されない精神障害"]
21 medication-induced-movement-disorders 薬物による運動障害およびその他の薬物の有害作用 薬物の使用に起因する運動障害やその他の有害作用を特徴とする障害群です。 ["薬物誘発性パーキンソン症候群","遅発性運動障害","静坐不能","神経遮断薬性悪性症候群"]
22 other-conditions-clinical-attention その他の臨床的関心事項 精神障害としては診断されないが、臨床的に注目される状態を含むカテゴリーです。 ["対人関係の問題","虐待・ネグレクト","教育・職業の問題","身体的病態に関連する心理的影響"]