概要

眼病の種類

眼病の種類は、屈折異常(近視・遠視・乱視)、白内障、緑内障、結膜炎など多岐にわたります。これらの眼病は、年齢、遺伝、生活習慣、環境要因など様々な原因によって発症します。早期発見と適切な治療により、多くの眼病は視力低下を防ぐことが可能です。定期的な眼科検診と目の健康に対する正しい知識が、眼病予防の第一歩となります。

眼科 眼病 視力 健康 医療 予防 治療
コード スラッグ 名称 概要 カテゴリ symptoms treatment
01 myopia 近視 遠くのものがぼやけて見える屈折異常です。 refractive-error ["遠くの文字や看板がぼやける","目を細めることが多い","眼精疲労","頭痛"] ["眼鏡(凹レンズ)","コンタクトレンズ","オルソケラトロジー","屈折矯正手術","低濃度アトロピン点眼(近視抑制)"]
02 hyperopia 遠視 遠くも近くも見えづらくなる屈折異常です。 refractive-error ["遠くも近くも見えづらい","目が疲れやすい","頭痛","目の痛み"] ["眼鏡(凸レンズ/プラスレンズ)","コンタクトレンズ","屈折矯正手術"]
03 astigmatism 乱視 角膜や水晶体の形状の歪みによる屈折異常です。 refractive-error ["文字が二重に見える","輪郭がにじむ","視界がぼやける","夜間にライトがまぶしい"] ["眼鏡(円柱レンズ)","コンタクトレンズ","ハードコンタクトレンズ(不正乱視)","屈折矯正手術"]
04 cataract 白内障 水晶体が濁って視力が低下する病気です。 lens-disease ["視界が全体的にかすむ","視力が低下する","光をまぶしく感じる","暗いときと明るいときで見え方が違う","物が二重に見える"] ["超音波乳化吸出術+人工水晶体挿入術","日帰り手術が可能","早期は点眼薬で進行抑制"]
05 glaucoma 緑内障 視神経が損傷し、視野が欠けていく病気です。 optic-nerve-disease ["初期は自覚症状がほとんどない","視野が狭くなる","ものがボーッと見える","急性発作時は激しい眼痛・頭痛・吐き気"] ["降圧点眼薬(プロスタグランジン関連薬、β遮断薬など)","選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)","線維柱帯切除術(濾過手術)","継続的な治療が必要"]
06 conjunctivitis 結膜炎 結膜の炎症により目の充血や分泌物が増える病気です。 external-eye-disease ["目の充血","分泌物増加","異物感・ゴロゴロ感","まぶたの腫れ","かゆみ(アレルギー性)"] ["ウイルス性:対症療法(人工涙液、冷湿布)","細菌性:抗菌点眼薬","アレルギー性:抗ヒスタミン点眼薬、マスト細胞安定薬","手洗いと衛生管理が重要"]
07 dry-eye ドライアイ 涙の量や質の異常により目の乾きや不快感が生じる病気です。 tear-disease ["目の乾き","灼熱感","異物感","視疲労","まぶしさ"] ["人工涙液","涙点プラグ","環孢素点眼液(重症例)","環境の改善(加湿など)"]
08 age-related-macular-degeneration 加齢黄斑変性 黄斑の老化による中心視力低下の病気です。 retinal-disease ["中心視力低下","物が歪んで見える","文字が読みにくい","顔の認識が困難になる"] ["乾性:ルテイン・ゼアキサンチン補充","湿性:抗VEGF薬眼内注射","光線力学的療法","経過観察"]
09 diabetic-retinopathy 糖尿病網膜症 糖尿病による網膜の血管障害です。 retinal-disease ["初期は自覚症状がない","飛蚊症","視界に黒い影","急な視力低下"] ["血糖管理","レーザー光凝固","抗VEGF薬注射","硝子体手術"]
10 retinal-detachment 網膜剥離 網膜が本来の位置から剥がれる緊急性の高い病気です。 retinal-disease ["飛蚊症の急増","閃光感(光がチカチカ)","カーテンのような視野欠損","視力低下"] ["光凝固術","強膜バッキング術","硝子体手術","緊急手術が必要"]
11 blepharitis 瞼縁炎 まぶたの縁に炎症が生じる病気です。 external-eye-disease ["まぶたのかゆみ","灼熱感","鱗屑や痂皮","目の赤み","異物感"] ["温湿布","まぶたの清潔(ベビーシャンプーなど)","抗菌点眼薬","ティーツリー油(ダニ感染時)"]
12 stye 麦粒腫 まぶたのまつ毛の根元にできる化膿性の炎症です。 external-eye-disease ["まぶたの赤み・腫れ","熱感","痛み","膿の形成"] ["温湿布","抗菌点眼薬・軟膏","化膿時は切開排膿","抗生物質内服"]

眼病は、年齢や生活習慣、遺伝的要因など様々な原因によって発症する病気です。日本人の失明原因第一位は緑内障であり、白内障も高齢者に多く見られる病気です。また、デジタル機器の普及に伴い、近視やドライアイの患者も増加傾向にあります。これらの眼病を予防し、早期発見するためには、正しい知識を持つことが大切です。

屈折異常と呼ばれる近視、遠視、乱視は、眼球の形状や屈折力の異常によって生じます。近視は遠くがぼやけ、遠視は遠くも近くも見えにくく、乱視は視界全体がぼやけたり二重に見えたりします。これらは眼鏡やコンタクトレンズで矯正でき、近年ではレーザー手術による治療も普及しています。子どもの近視抑制には、低濃度アトロピン点眼や十分な户外活動が効果的です。

白内障は水晶体が濁る病気で、加齢によって発症するものが最も多く、50歳以上の約半数に認められます。手術で人工水晶体に置き換えることで視力が回復するため、積極的に治療を受けることが推奨されます。一方、緑内障は視神経が損傷し、視野が欠けていく病気です。初期に自覚症状がほとんどないため、40歳以上は年に1回の眼科検診を受けることが重要です。結膜炎は感染力の強いウイルス性からアレルギー性まで種類があり、原因に応じた治療が必要です。

目の健康を守るためには、適切な照明の下で読書をし、デジタル機器の使用は1時間ごとに休憩を取ることが有効です。また、紫外線対策としてサングラスを着用し、バランスの取れた食事を心がけることも大切です。目に異常を感じたら、早めに眼科を受診し、適切な治療を受けることをお勧めします。