概要

ゲーム評価システム

ゲーム評価システムは、ビデオゲームの品質や完成度を客観的な数値として表現するためのシステムです。Metacritic(メタスコア)、ファミ通クロスレビュー、OpenCriticなどが代表的で、複数のレビュアーやメディアの評価を集計してスコアを算出します。これらのスコアはゲーム購入の参考指標としてだけでなく、開発者のボーナス条件やパブリッシャーの投資判断にも影響を与える重要な指標となっています。

ゲーム評価 メタスコア ファミ通 OpenCritic レビュー ゲーム業界
コード スラッグ 名称 概要 calculationMethod mediaCount ratingTiers scoreRange_max scoreRange_min scoreRange_unit reviewerCount startedYear foundedYear
metacritic metacritic Metacritic(メタスコア) 世界最大級のレビュー集積サイト。100点満点で評価を表示します。 加重平均(メディアごとに重みづけあり) 200 [{"range":"90-100","label":"普遍的な称賛","color":"green"},{"range":"75-89","label":"一般的に好意的","color":"green"},{"range":"50-74","label":"賛否両論/平均的","color":"yellow"},{"range":"20-49","label":"一般的に否定的","color":"red"},{"range":"0-19","label":"圧倒的な嫌悪感","color":"red"}] 100 0 points
famitsu famitsu-cross-review ファミ通クロスレビュー 日本の週刊ファミ通によるゲーム評価システム。40点満点です。 4人のレビュアーの合計点(各10点満点) [{"range":"35-40","label":"プラチナ殿堂"},{"range":"32-34","label":"ゴールド殿堂"},{"range":"30-31","label":"シルバー殿堂"}] 40 0 points 4 1986
opencritic opencritic OpenCritic 透明度を重視したゲーム専門のレビュー集積サイトです。 単純平均(透明度を重視) [{"range":"top 10%","label":"Mighty(最上位)"},{"range":"top 10-40%","label":"Strong(強い)"},{"range":"30-60%","label":"Fair(普通)"},{"range":"bottom 30%","label":"Weak(弱い)"}] 100 0 points 2015
ign ign-review IGNレビュー 世界最大のゲームメディアIGNによる10点満点の評価システムです。 単一レビュアーの評価(10点満点) [{"range":"10","label":"傑作(Masterpiece)"},{"range":"9","label":"素晴らしい(Amazing)"},{"range":"8","label":"優れている(Great)"},{"range":"7","label":"良い(Good)"},{"range":"6","label":"まあまあ(Okay)"}] 10 0 points
gamespot gamespot-review GameSpotレビュー 老舗ゲームメディアGameSpotによる10点満点の評価システムです。 単一レビュアーの評価(10点満点、0.5点刻みあり) 10 0 points 1996
steam steam-reviews Steamレビュー Steamプラットフォーム上でのユーザーレビュー評価システムです。 ユーザーによる推奨/非推奨の割合 [{"range":"95-100%","label":"圧倒的に好評"},{"range":"80-94%","label":"非常に好評"},{"range":"70-79%","label":"好評"},{"range":"40-69%","label":"賛否両論"},{"range":"20-39%","label":"不評"},{"range":"0-19%","label":"圧倒的に不評"}] 100 0 percent

ゲーム評価システムは、ビデオゲームの品質や完成度を客観的な数値として表現するための重要な仕組みです。これらのスコアは、プレイヤーがゲームを購入する際の参考指標となるだけでなく、ゲーム開発者のボーナス条件やパブリッシャーの投資判断に影響を与える、業界において極めて重要な指標となっています。

現在、世界で最も広く利用されている評価システムは、Metacriticが提供する「メタスコア」です。約200以上のメディアからレビューを収集し、加重平均で0~100点のスコアを算出します。メディアの権威性に応じて重みづけが行われるため、単純な平均とは異なる評価結果となることが特徴です。90点以上は「普遍的な称賛」として緑色で表示され、ゲーム業界で最も権威のある評価の一つとされています。

日本では、週刊ファミ通の「クロスレビュー」が長年にわたり権威ある評価基準として機能してきました。1986年に開始されたこのシステムは、4人のレビュアーがそれぞれ10点満点で採点し、合計40点満点で評価します。30点以上で「殿堂入り」となり、35~40点は「プラチナ殿堂」に分類されます。1998年の『ゼルダの伝説 時のオカリナ』以来、40点満点を獲得したタイトルも複数存在し、日本のゲーム文化において特別な意味を持っています。

OpenCriticは2015年に設立された比較的新しい評価システムで、透明度を重視することが最大の特徴です。Metacriticとは異なり単純平均を採用し、計算ロジックを公開しています。また、ユーザーが信頼するメディアを選択してパーソナライズされたスコアを生成できる機能も提供しています。Epic Games Storeなどのプラットフォームと連携し、ゲーム購入時の参考情報として活用されています。

これらの評価システムはそれぞれ異なる特徴を持ちながらも、ゲームの品質を数値化するという共通の目的を持っています。プレイヤーは複数の評価システムを参照し、自分の好みや価値観に合ったゲームを選ぶことが重要です。また、スコアだけでなく、実際のレビュー内容やプレイ動画なども併せて確認することで、より正確な購入判断ができるでしょう。