概要

日本の法令番号

日本の法令番号は、法律、政令、勅令、府省令、規則などの法令を特定するために公布時に付される番号体系です。法令の種類と制定年別に暦年ごとに第1号から連続して付番され、改元時はその時点から新たに第1号から開始されます。公布日を基準として付与され、同一題名の法令が複数存在する場合など、法令を一意に識別するために重要な役割を果たしています。e-Gov法令検索では15桁の法令IDが使用され、機械可読な形式で法令を識別します。

法令 法律 政令 省令 e-Gov 法令番号 法制 官報
コード スラッグ 名称 概要 format lawType lawIdPrefix
1 constitution 憲法 日本における最高位の法令です。 日本国憲法(法令番号なし) Constitution
2 act 法律 憲法の規定に基づいて国会の可決により成立する法令です。 元号○○年法律第○○号(例:平成5年法律第88号) Act AC
3 cabinet-order 政令 憲法及び法律の規定を実施するために内閣が制定する法令です。 元号○○年政令第○○号(例:昭和60年政令第75号) CabinetOrder CO
4 imperial-order 勅令 古い形式の法令ですが、データ整備開始時点で法令として有効なものが含まれています。 元号○○年勅令第○○号(例:昭和18年勅令第618号) ImperialOrder IO
5 ministerial-ordinance 府省令 法律や政令などに基づいて、各機関の長等が定める法令です。 元号○○年○○省令第○○号(例:平成17年法務省令第27号) MinisterialOrdinance M1-M6
6 rule 規則 人事院規則、会計検査院規則、最高裁判所規則などの規則類です。 元号○○年○○規則第○○号(例:昭和22年会計検査院規則第1号) Rule R

日本の法令番号は、法律、政令、勅令、府省令、規則などの法令を特定するために公布時に付される番号体系です。法令の種類と制定年別に暦年ごとに第1号から連続して付番され、改元時はその時点から新たに第1号から開始されるのが特徴です。

法令番号は公布日を基準として付与されます。これは、可決成立日や閣議決定日ではなく、官報に掲載される公布日が基準となります。例えば、12月26日に可決成立した法律でも、翌年1月5日に官報公布されれば翌年の番号が付けられます。この方式により、法令の正確な時系列を把握することができます。

e-Gov法令検索では、法令を機械可読な形式で識別するために15桁の法令IDが使用されています。法令IDは和暦年、法令の種類、番号から構成され、憲法、法律、政令、勅令、府省令、規則などの種別に応じた構造になっています。例えば、行政手続法(平成5年法律第88号)の法令IDは「405AC0000000088」となり、405が平成5年、ACが法律、0000000が閣法、088が第88号を示しています。

法令番号は、同一題名の法令が複数存在する場合など、法令を一意に識別するために重要な役割を果たします。例えば、「電波法の一部を改正する法律」という法令名は給与改定の都度制定されるため、法令番号によって特定の法律を区別する必要があります。このように、法令番号は日本の法制執務において不可欠な識別子となっています。