概要

図書館の種類

日本の図書館は、設置者と主な利用者を基準に分類され、国立図書館(国立国会図書館)、公共図書館、大学図書館、学校図書館、専門図書館、その他の図書館の6種類に大別されます。それぞれが異なる法的根拠に基づき設置され、特定の利用者層に向けた専門的なサービスを提供しています。国立国会図書館は納本制度により国内出版物を網羅的に収集し、公共図書館は地域住民の教養向上を支援し、大学図書館は学術研究を支援し、専門図書館は特定分野の深い知識を提供するなど、それぞれが日本の知の基盤を支えています。

図書館 国立国会図書館 公共図書館 大学図書館 専門図書館 学校図書館 納本制度 図書館法
コード スラッグ 名称 概要 legalBasis operator primaryUsers
1 national-library 国立図書館(国立国会図書館) 国が設置・運営する日本唯一の国立図書館。納本制度により国内出版物を網羅的に収集・保存します。 国立国会図書館法 国(国立国会図書館) 国会議員、研究者、一般国民
2 public-library 公共図書館 地方自治体が設置し、地域住民が無料で平等に利用できる図書館です。 図書館法 地方自治体(都道府県、市区町村)、公益法人 地域住民
3 university-library 大学図書館 大学、短期大学、高等専門学校に附属し、学術研究と学習を支援する図書館です。 大学設置基準(文部科学省令) 大学、短期大学、高等専門学校 教職員、学生、研究者
4 school-library 学校図書館 小学校、中学校、高等学校に設置され、児童生徒の読書と学習を支援する図書館です。 学校図書館法 小学校、中学校、高等学校 児童、生徒、教員
5 special-library 専門図書館 特定の分野・専門領域の資料を集中的に収集し、専門家向けにサービスを提供する図書館です。 (設置者による) 政府機関、議会、企業、大学、学協会など 設置母体の構成員、専門家
6 other-libraries その他の図書館 点字図書館、病院図書館、刑務所図書館など、特殊な目的や機能を持つ図書館です。 (設置者による) 各種機関・団体 特定の利用者層

日本の図書館は、設置者と主な利用者を基準に分類され、国立図書館(国立国会図書館)、公共図書館、大学図書館、学校図書館、専門図書館、その他の図書館の6種類に大別されます。それぞれが異なる法的根拠に基づき設置され、特定の利用者層に向けた専門的なサービスを提供しています。

国立国会図書館は日本唯一の国立図書館であり、納本制度により国内で発行されたすべての出版物を網羅的に収集・保存しています。東京本館と関西館の2つの主要施設を持ち、国会活動の支援と国民のための図書館サービスを提供しています。全国書誌の作成や図書館への協力支援など、日本の図書館界の中心的な役割を果たしています。

公共図書館は地方自治体が設置し、地域住民が誰でも無料で平等に利用できることが特徴です。教養書から娯楽書まで幅広い資料を収集し、読書推進や生涯学習支援、地域コミュニティ活動の拠点として機能しています。大学図書館は学術研究を支援し、専門図書館は特定分野の深い知識を提供するなど、それぞれの図書館が日本の知の基盤を支えています。

近年では、デジタル技術の発展に伴い、多くの図書館で電子書籍やオンライン資料の提供が充実しています。国立国会図書館では電子書籍も納本対象となり、公共図書館でも電子図書館サービスが広がっています。これらの変化は、図書館の役割が資料の保管から情報のアクセス支援へと進化していることを示しています。