概要

生活習慣病

生活習慣病とは、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関係し、それらが発症の要因となる病気の総称です。厚生労働省の定義によれば、生活習慣が原因で起こる疾患の総称であり、重篤な疾患の要因となります。主なものにがん、脳血管疾患、心疾患、糖尿病、高血圧性疾患、肝疾患、腎疾患があり、これらは7大生活習慣病と呼ばれています。入院患者の約3人に1人が該当し、日本人の死因の上位を占めています。

生活習慣病 7大疾病 三大疾病 厚生労働省 メタボリックシンドローム 予防 健康
コード スラッグ 名称 概要 カテゴリ
01 cancer がん 悪性新生物・上皮内新生物。生活習慣と深く関係する病気です。 三大疾病・7大疾病
02 cerebrovascular-disease 脳血管疾患 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳の血管に関する病気です。 三大疾病・7大疾病
03 heart-disease 心疾患 狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患を中心とした心臓の病気です。 三大疾病・7大疾病
04 hypertensive-disease 高血圧性疾患 高血圧および高血圧に起因する各種疾患です。 7大疾病
05 diabetes 糖尿病 血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなる病気です。 7大疾病
06 liver-disease 肝疾患 肝硬変、脂肪肝、アルコール性肝疾患などの肝臓の病気です。 7大疾病
07 kidney-disease 腎疾患 慢性腎臓病、腎不全などの腎臓の病気です。 7大疾病
08 dyslipidemia 脂質異常症 血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)の値が基準値から外れた状態です。 関連疾患
09 obesity 肥満症 BMIが25kg/m2以上の状態で、生活習慣と深く関係します。 関連疾患
10 hyperuricemia 高尿酸血症 血液中の尿酸値が高い状態で、痛風の原因となります。 関連疾患
11 metabolic-syndrome メタボリックシンドローム 内臓脂肪型肥満に高血圧、高血糖、脂質異常のうち2つ以上が合わさった状態です。 関連疾患

生活習慣病とは、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関係し、それらが発症の要因となる病気の総称です。厚生労働省の定義によれば、生活習慣が原因で起こる疾患の総称であり、重篤な疾患の要因となります。

主な生活習慣病としては、がん、脳血管疾患、心疾患、糖尿病、高血圧性疾患、肝疾患、腎疾患の7つがあり、これらは「7大生活習慣病(7大疾病)」と呼ばれています。このうち、がん、脳血管疾患、心疾患は「三大疾病」と呼ばれ、日本人の死因の上位を占めています。厚生労働省の調査によると、入院患者の約3人に1人がこれら7大生活習慣病に該当し、治療期間が長期に及ぶことが多い特徴があります。

生活習慣病のリスク因子としては、ストレス、喫煙、飲酒、睡眠不足、食生活の乱れ、運動不足が挙げられます。これらの要因は互いに関連しており、複数の要因が重なることで発症リスクが高まります。例えば、食塩の取りすぎは高血圧の最大の原因となり、高血圧は脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めます。また、肥満は糖尿病、高血圧、脂質異常症の危険因子となり、これらが集まる状態がメタボリックシンドロームです。

生活習慣病の予防には、食事、運動、睡眠の基本を整えることが重要です。具体的には、塩分を控えめにしたバランスの良い食事、規則正しい運動習慣、十分な睡眠の確保が推奨されます。また、飲酒は1日20gまでとし、禁煙も重要な予防策となります。定期健診を受け、早期発見・早期治療に努めることも大切です。