概要

用紙サイズ規格

用紙サイズ規格は、文書や印刷物に使用される用紙の寸法を定めた規格体系です。国際的にはISO 216規格(A判・B判・C判)が広く採用されており、日本ではJIS P 0138規格として国内規格が制定されています。これらの規格は縦横比1:√2(約1:1.414)を基本としており、同じ比率で半分に裁断できる特徴を持ちます。北米ではレター、リーガル、タブロイドなどの独自規格が使用されています。

用紙サイズ ISO 216 JIS規格 A判 B判 印刷 文具 規格
コード スラッグ 名称 概要 dimensions_inch dimensions_mm series standard
A0 a0 A0 A判の基本サイズ。面積は約1平方メートル。 33.11 × 46.81 841 × 1189 A ISO 216 / JIS P 0138
A1 a1 A1 A0の半分のサイズ。広告ポスターや掲示物に使用。 23.39 × 33.11 594 × 841 A ISO 216 / JIS P 0138
A2 a2 A2 A1の半分のサイズ。壁掛けカレンダーやポスターに使用。 16.54 × 23.39 420 × 594 A ISO 216 / JIS P 0138
A3 a3 A3 A2の半分のサイズ。飲食店メニューやチラシに使用。 11.69 × 16.54 297 × 420 A ISO 216 / JIS P 0138
A4 a4 A4 最も一般的な用紙サイズ。コピー用紙や事務書類の標準。 8.27 × 11.69 210 × 297 A ISO 216 / JIS P 0138
A5 a5 A5 A4の半分のサイズ。専門書やビジネス手帳に使用。 5.83 × 8.27 148 × 210 A ISO 216 / JIS P 0138
A6 a6 A6 A5の半分のサイズ。文庫本やはがきに使用。 4.13 × 5.83 105 × 148 A ISO 216 / JIS P 0138
A7 a7 A7 A6の半分のサイズ。名刺やインデックスカードに使用。 2.91 × 4.13 74 × 105 A ISO 216 / JIS P 0138
A8 a8 A8 A7の半分のサイズ。小さなカードやラベルに使用。 2.05 × 2.91 52 × 74 A ISO 216 / JIS P 0138
A9 a9 A9 A8の半分のサイズ。小さなラベルやタグに使用。 1.46 × 2.05 37 × 52 A ISO 216 / JIS P 0138
A10 a10 A10 A9の半分のサイズ。極小のラベルやタグに使用。 1.02 × 1.46 26 × 37 A ISO 216 / JIS P 0138
B0 b0 B0 B判の基本サイズ。面積は約1.5平方メートル。 40.55 × 57.32 1030 × 1456 B JIS P 0138
B1 b1 B1 B0の半分のサイズ。駅貼りポスターに使用。 28.66 × 40.55 728 × 1030 B JIS P 0138
B2 b2 B2 B1の半分のサイズ。広告ポスターや掲示物に使用。 20.28 × 28.66 515 × 728 B JIS P 0138
B3 b3 B3 B2の半分のサイズ。電車中吊り広告に使用。 14.33 × 20.28 364 × 515 B JIS P 0138
B4 b4 B4 B3の半分のサイズ。新聞折込チラシや原稿用紙に使用。 10.12 × 14.33 257 × 364 B JIS P 0138
B5 b5 B5 B4の半分のサイズ。大学ノートや漫画週刊誌に使用。 7.17 × 10.12 182 × 257 B JIS P 0138
B6 b6 B6 B5の半分のサイズ。単行本や手帳に使用。 5.04 × 7.17 128 × 182 B JIS P 0138
B7 b7 B7 B6の半分のサイズ。パスポートサイズ。 3.58 × 5.04 91 × 128 B JIS P 0138
B8 b8 B8 B7の半分のサイズ。トランプカードサイズ。 2.52 × 3.58 64 × 91 B JIS P 0138
B9 b9 B9 B8の半分のサイズ。小さなラベルに使用。 1.77 × 2.52 45 × 64 B JIS P 0138
B10 b10 B10 B9の半分のサイズ。極小のラベルや切手に使用。 1.26 × 1.77 32 × 45 B JIS P 0138
Letter us-letter レター 北米で最も一般的な用紙サイズ。 8.5 × 11 216 × 279 US ANSI/ASME Y14.1
Legal us-legal リーガル 北米で使用される法律文書用の用紙サイズ。 8.5 × 14 216 × 356 US Traditional US
Tabloid us-tabloid タブロイド 北米で使用される大判用紙サイズ。 11 × 17 279 × 432 US ANSI/ASME Y14.1

用紙サイズ規格は、文書や印刷物に使用される用紙の寸法を定めた規格体系です。国際的にはISO 216規格が広く採用されており、日本ではJIS P 0138規格として国内規格が制定されています。これらの規格は縦横比1:√2(約1:1.414)を基本としており、同じ比率で半分に裁断できる特徴を持っています。

A判シリーズはISO 216の国際規格であり、A0からA10までのサイズが定められています。A0は面積が約1平方メートルで、これを基準に半分に折るごとに番号が増えていきます。日本国内ではA4がコピー用紙や事務書類の標準サイズとして最も広く使用されており、A3はポスターやチラシ、A5は手帳や冊子などに適しています。

B判シリーズはJIS規格の日本独自の規格で、B0の面積はA0の1.5倍となっています。B判はA判の中間的なサイズを提供し、特に日本では書籍や雑誌の印刷に広く使用されています。B5は大学ノートや漫画週刊誌の標準サイズ、B4は原稿用紙や新聞折込チラシに適したサイズとして知られています。

北米を中心とした地域では、ISO規格とは異なる独自のサイズ体系が使用されています。レターサイズ(216mm×279mm)は北米で最も一般的な用紙サイズで、日本のA4とは異なる寸法です。リーガルサイズ(216mm×356mm)は法律文書に、タブロイドサイズ(279mm×432mm)は新聞やポスターに使用されます。国際的な文書交換では、これらのサイズ違いに注意が必要です。

用紙サイズ規格は、印刷業界、出版業界、事務用品業界において重要な基準となっています。デジタル化が進む現代においても、紙媒体は依然として重要な情報伝達手段であり、適切なサイズ選択は文書の可読性や携帯性、保存性に大きく影響します。国際規格と地域規格の違いを理解し、用途に応じた適切な用紙サイズを選択することが重要です。