概要

公共サービス・行政手続き

公共サービス・行政手続きは、地方公共団体が住民に提供する各種サービスと手続きの総称です。子育て・介護・社会保障・水道・災害支援など、日常生活に密接に関わる59の優先手続きを中心に、デジタル庁が推進するオンライン化により利便性と効率性が向上しています。マイナンバーカードを活用した電子申請システムの整備により、スマートフォン等で手続きが完結する環境が整備されつつあります。

デジタル庁 行政手続き 公共サービス マイナンバーカード オンライン化 地方公共団体 子育て 介護 社会保障
コード スラッグ 名称 概要 カテゴリ
01 childcare-facility-application 保育施設等の利用申込 保育園・幼稚園等の入所申請手続きです。 子育て関連
02 child-allowance-application 児童手当の受給資格認定請求 児童手当の受給資格を認定してもらう手続きです。 子育て関連
03 birth-allowance-application 出産育児一時金申請 出産に伴う一時金の支給を受ける手続きです。 子育て関連
04 birth-notification 出生届・出生連絡票 子どもの出生を届け出る手続きです。 子育て関連
05 infant-medical-expense-subsidy 乳幼児医療費(子ども医療費)の助成 子どもの医療費を助成する手続きです。 子育て関連
06 long-term-care-certification 要介護・要支援認定の申請 介護が必要な状態にあるかどうかを認定する手続きです。 介護関連
07 long-term-care-renewal 介護認定更新申請 介護認定の有効期限更新手続きです。 介護関連
08 severe-disability-medical-expense 重度心身障がい者医療費受給資格認定申請 重度の心身障がいがある方の医療費助成を受ける手続きです。 介護関連
09 national-health-insurance-enrollment 国民健康保険の加入届 国民健康保険への加入手続きです。 社会保障
10 national-health-insurance-withdrawal 国民健康保険の脱退届 国民健康保険から脱退する手続きです。 社会保障
11 residency-certificate 住民票の写し請求 住民票の写しを取得する手続きです。 証明書
12 family-register-certificate 戸籍謄本・抄本請求 戸籍に関する証明書を取得する手続きです。 証明書
13 tax-certificate 各種税証明の交付請求 税に関する証明書を取得する手続きです。 証明書
14 water-sewage-notification 上下水道の使用開始の届出 水道・下水道の使用を開始する際の届出手続きです。 インフラ
15 bulky-waste-collection 粗大ごみ収集の申込 粗大ごみの収集を依頼する手続きです。 環境
16 disaster-victim-certificate 罹災証明書(り災証明書)の申請 災害による被害を証明する書類の発行申請です。 災害支援
17 temporary-housing-application 応急仮設住宅の入居申請 災害時に応急仮設住宅への入居を申請する手続きです。 災害支援
18 event-application 研修・講習・各種イベント等の申込 自治体主催のイベント等への参加申込手続きです。 その他

日本の公共サービス・行政手続きは、地方公共団体が住民に提供する各種サービスと手続きの総称です。子育て支援から介護・医療・災害支援に至るまで、日常生活に密接に関わる重要な制度群を指します。近年、デジタル庁の設立とともに加速する行政手続のオンライン化により、これらのサービスは大きく変貌を遂げつつあります。

デジタル庁は「デジタル社会の実現に向けた重点計画」に基づき、自治体の行政手続効率化と国民の利便性向上を目指して、59の優先手続きのオンライン化を推進しています。これらの手続きは処理件数が多く、オンライン化による効果が高いと考えられるものとして選定されました。特に子育て関連の手続きや介護認定の申請など、多くの国民が利用する手続きが含まれており、スマートフォン等で完結できる環境の整備が進められています。

マイナンバーカードの普及とともに、マイナポータルを活用した電子申請システムの整備も進んでいます。2023年4月末時点で約70%の国民がマイナンバーカードを保有しており、このカードを活用することで、住所や氏名、家族情報などを繰り返し入力する必要がなくなります。さらに、2025年4月からは次期オンライン申請サービスの先行実証が始まり、自治体が保有する情報を申請フォームに自動転記する機能など、より高度なデジタル化が実現しつつあります。2026年9月以降の本格運用開始に向け、横須賀市・熊本市・都城市等で実証が進められています。

このようなデジタル化の進展により、被災時の罹災証明書の申請など、従来は窓口での手続きが必要だったものも、自宅からオンラインで申請できるようになりました。これは被災した大変な状況下にある住民にとって大きな利便性向上となっています。今後も、国民一人ひとりがより便利に公共サービスを利用できるよう、行政手続のオンライン化は継続的に推進されていくものと期待されます。