SWIFT/BICコードは、国際送金において送金先の金融機関を正確に特定するために不可欠な識別コードです。SWIFT(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)は1973年に設立されたベルギーに本部を置く協同組合組織で、全世界200カ国以上、11,000以上の金融機関がこのネットワークを利用しています。2022年には約112.5億件の暗号化メッセージがSWIFTネットワークを通じて送受信されました。
BIC(Business Identifier Code)はISO 9362規格に準拠したコードで、元々はBank Identifier Codeと呼ばれていましたが、銀行以外の金融機関や企業も含めるために現在の名称に変更されました。コードは8桁または11桁の英数字で構成され、金融機関コード(4文字)、国コード(2文字)、所在地コード(2文字)、およびオプションの支店コード(3文字)からなります。8桁のコードは本店を、11桁のコードは特定の支店を識別します。
国際送金を行う際、正確なSWIFT/BICコードの入力は送金の成否を左右する重要な要素です。コードが誤っていると送金が遅延したり、別の金融機関に誤送金されるリスクがあります。多くの銀行ではオンラインバンキングや窓口でSWIFT/BICコードの確認サービスを提供しており、送金前に必ずコードを確認することが推奨されます。また、一部の大規模銀行ではすべての支店で同一の8桁コードを使用する一方、支店ごとに固有の11桁コードを割り当てる銀行もあります。