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プロップの七つの行動領域 - TSV

プロップの七つの行動領域は、ソビエトの民俗学者ウラジーミル・プロップが1928年の著作『昔話の形態学』において提唱した物語分析の枠組みです。100以上のロシアの魔法昔話を分析し、登場人物を「何であるか」ではなく「何をするか」という機能に基づいて7つの役割に分類しました。この理論は構造主義的物語分析の基礎となり、現代の脚本執筆、ゲームデザイン、物語創作においても広く応用されています。

物語構造 民俗学 構造主義 昔話 キャラクター類型 物語分析
code	slug	name	description	functions
1	villain	敵対者(加害者)	主人公に危害を加え、物語の葛藤を生み出す悪役です。	["悪事・加害","戦闘","追跡"]
2	donor	贈与者(提供者)	主人公に魔法の品や特別な力を与える人物です。	["主人公の試験","魔法の道具の贈与"]
3	helper	助力者	主人公が障害を克服するのを直接的に手助けする人物です。	["空間移動","欠落の解消","追跡からの救助","難題の解決","主人公の変身"]
4	princess-and-father	王女(探求される者)とその父親	救出または獲得される対象であり、物語の最終的な報酬として機能する人物です。	["難題の提示","標識づけ","偽主人公の暴露","認知","敵対者の処罰","結婚"]
5	dispatcher	派遣者(送り出す者)	主人公に任務を与え、冒険へと送り出す人物です。	["仲介・つなぎの場面","主人公の派遣"]
6	hero	主人公(探求者または犠牲者)	物語の中心人物であり、不幸に反応し悪を倒して欠落を回復する行動をとる者です。	["探索への出発","贈与者への反応","結婚"]
7	false-hero	偽主人公(詐称者)	主人公の成功を横取りしようとする欺瞞的な人物です。	["根拠のない主張"]